徒然なる日々

音楽、電子機器、廃墟とかが好きです

モーニング娘。'16

モーニング娘。16「泡沫サタデーナイト/the vision/TOKYOという片隅」発売されました!

今回はどれも当たり曲です。個人的に物凄く好きです。

個人的に一番好きなのはTOKYOという片隅。
ハロプロによくある「哀愁」を強く感じられる曲だと思います。
ゴシックロック調でストリングスとギターサウンドが絡み合って心地良い。

つんくが9期メンバーを選ぶ際に言った「ウエットさ」
これが強く出た曲ではないかと。


「何もこわくない全然寂しくない
ただ少し ぎゅっとされたいだけ」
はもう震えます。わたしが震えます。

田舎から憧れの都会へと出てきて、
そこで感じる虚無感、得体の知れぬ寂しさ

「容赦ない現実たち 
     儚い瞬間たち」
愛されて育って成長して独り立ちをした女の子
TOKYOに出て色々な人がいて色々なことを経験して大人になっていく
全国各地からアイドルになるためにTOKYOへと出てきた娘。たちに向けたて書かれたのだと思います。
舞台「ステーシーズ」や「リリウム」からもひしひしと伝わる少女であることの貴重さ、人生の中での一瞬の儚さがいいです。

また、自分が田舎を出て、(TOKYOではないけれど)都会へと出てきて感じていた寂しさを体現してくれたかのような歌詞でした。

PVの鈴木香音ちゃんが最後に見せる笑顔がいいですね。
約五年間がむしゃらにアイドルとして走り続けてきた彼女にとって最大の武器は笑顔。少女の儚さ、都会の寂しさを歌った曲で最後に笑顔を見せる。泣かせにくるなあ〜〜

もちろん、残りの二曲もとても素敵です。

the visionはきっと私がもう少し若ければわたしのテーマソングにしていたかもしれない。きっと10代の多感な女の子たちには心にずっしりくる歌詞だと思います。
ただこの曲で唯一惜しいのはふくちゃん(譜久村聖)が歌っていないこと。彼女の優しい包み込むような歌声でこの曲を歌って欲しかった。

泡沫サタデーナイト!はひたすら楽しい!!!
ライブでも本当に盛り上がります。何も考えないで笑顔になれます。笑顔になって踊り狂える。
作曲はつんくさんではないけれど津野米咲さんがハロプロを研究しまくったのだろうなって思える歌詞、メロディ。
ハロプロの代名詞とも言える「ダサい」のにどこかかっこいい。
久しぶりにPVで笑顔満開の娘。たちを見れた気もします。
ブルーライト依存症の私はスマホを置いて遊びに出かけたいな!